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ふるさとのお社探訪

日置市 徳重神社「妙円寺詣り行事」

[由緒]

 当徳重神社の祭神 島津家17代藩主 島津義弘公 神号 精矛厳健雄命(くわしほこいづたけをのみこと)は、天文4年(1535)7月23日伊作城にご出生、天文5年に父貴久公と伊集院壱宇治城に移城、16才頃まで多感な時期を過ごし、当地を深く愛されました。それ故、慶長9年(1604)当地の妙円寺を自身の菩提寺に指定され、五百石の寺領を寄進、自身の木像を京都の康厳に作らせ安置しました。現在その木像は、当社のご神体として受継がれ、大切にお祀りしております。

 

 もともと妙円寺は、元中7年(1390)伊集院城主伊集院長門守忠国の第11子石屋眞梁禅師が、故あって長州太守大内義弘公の娘法智妙円の霊を弔う為に建立した寺であります。 その後上記の事情で公の菩提寺となり、薩摩藩の管理下にありました。しかしながら、明治維新の時代の流れは、近代的中央集権国家建設を急ぐ為、旧制を廃し改める動きが激しく、また民衆の怒りの矛先が寺院に及んだ廃仏毀釈運動の全国展開によって、明治2年(1869)11月、藩内一般廃仏制令の下、妙円寺も他寺院同様、廃寺となりました。

 

 そして、同年12月28日その妙円寺の跡地に、島津家や郷中の意思により、公の御霊とご遺徳を神聖なものとして祀る為、新たに国風的に創建されたのが徳重神社です。 先の大戦終結までは県社として地方官管理下におかれ、戦後は県内有数の一級神社として今日に至っております。

 

[関ヶ原戦役記念例大祭日と妙円寺詣り]

 当社例大祭日の旧暦9月14日は、慶長5年(1600)岐阜関ヶ原において、公が敵陣中央突破を敢行し、激戦苦闘・千辛万苦の末・帰国された関ヶ原戦役の合戦前夜にあたります。 元和5年(1619)7月21日、加治木にて公が85歳で薨去せられた後、心ある藩士達が公の苦闘や遺徳を偲び、士気を鼓舞し心身を鍛錬せんが為、鎧甲冑に身を固め、往復40㎞の山路を夜を徹して、9月14日に公の霊前に参詣するようになったものが、妙円寺詣りの始まりとされています。 現在は、平成5年より、10月第4日曜日を例大祭日と定め、併せて妙円寺詣り行事を斎行しております。

 

武者行列参拝1.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

[妙円寺詣り行事]

県内三大祭りの1つにも数えられる

本祭行事は、10月第4日曜日とその前日の土曜日の2日間、当社境内を

中心の日置市の各所で、参拝行事や

奉納行事、イベント等が行われ、例年15万人の人出で賑わいます。

多岐にわたる為、主な行事等を紹介します。      武者行列参拝→

                                                                                                                                     

                                                武者行列参拝市内.jpgのサムネール画像 武者行列参拝橋上.jpg                              武者行列参拝市内            武者行列参拝橋上                                    

 

武者行列

 妙円寺詣り行事の中で、やはり花形は、武者行列参拝でありましょう。現在は主に7団体による鎧甲冑着装での武者参拝があり、往時を思わせ、実に気迫に満ちたものです。団体代表が神前にて奏上する祭文は、公のご遺徳を称え、団体の成り立ちや現状、今後の展望、公に対する祈願等を奏上するものです。ここで最近のある団体代表の祭文の一部を抜粋してご紹介します。

武者行列参拝鳥居前道路.jpg武者行列参拝境内階段.jpg武者行列参拝参列姿.jpg                        武者行列参拝鳥居前道路      行列参拝境内階段       武者行列参拝参列姿

 

 今回の東日本大震災により多くの人々の大切な命と財産が奪われました。しかしながら、あの、まさにこの世の地獄図とも思える情況から一歩一歩復興に向けて努力している人々の姿は、我々に勇気を与えてくれると同時に、自分たちの生活のあり方に警鐘を鳴らしてくれました。さらに、震災を通じ感じたことがあります。 それは「絆」の大切さであります。他人を思い、社会を思い、今自分にできること、なすべきことを誇りをもって行うことがいかに大事かということを・・・。

 私たちは、この時、脈々と受け継いできた正義を愛し、浮華放縦を退け、不撓不屈の精神を培うことは古今東西を問わず不変の信条と信じます。 されば、ここに心から御心特を追慕し、鎧・陣羽織に身を固め、ご奮戦の日を記念し、一同とともに霊前に参じ、公および先輩の業績を偲び、御遺徳に応えんことをお誓い申し上げます。

 

 こういった若人たちの未来が輝かしく、そして強く逞しいものであってほしいと願わずにはおれません。

 勇壮な武者行列に注目すると共に、神前での気力溢れる祭文奏上にも、ぜひ聞き耳を。

 祭文奏上1.jpg   玉串拝礼.jpg

        祭文奏上                 玉串拝礼

 

芸能・武道演武等 奉納

 公が、慶長の役の泗川新塞城で、明軍20万を討って快勝した際、使われた県内最大太鼓(直径1.45m)と矢旗を用いた徳重バラ太鼓踊り(県指定無形文化財)や大田太鼓踊り(県指定無形文化財)、伊作太鼓踊り(県指定無形文化財)、諏訪太鼓踊り、八幡太鼓踊り、田代棒踊り、薬丸野太刀自現流、関ヶ原鉄砲隊等、鹿児島県なぎなた連盟、少林寺空手道錬心館、日置市銃剣道部、日置市剣道連盟居合道部等々、各種団体の神事芸能武道等の奉納があります。(平成25年度奉納分の一部)

競技大会・文化展示等 奉納

 境内の内外に於いて、各種武道・スポーツ競技や、文化文物の展示等が行われます。

 当社境内会場…弓道競技・相撲競技・書道・花道・茶道等

 日置市内各会場剣道競技・柔道競技・空手道競技・銃剣道競技・ゲートボール競技

 

 

各種イベント、ウォークリー

境内特設ステージ1.jpg境内特設ステージ2.jpg                   境内特設ステージ 1              境内特設ステージ 2

境内ステージでは、広い舞台と大型のテントが張られ、大勢の参拝客が足を休めながら、タレントやテレビやラジオの人気パーソナリティー等が次々に登場する中、歌やトーク、抽選会や、県外から参加した大垣市や関ヶ原町の珍しい話題、踊り、ファッションショー、吹奏楽団の演奏等、様々なイベントで楽しむ事が出来ます。またフードコートも境内に設けられ、心もお腹も満たされます。

 

 また例年、一般の方や子供達も多く参加するウォークリーも行われます。鹿児島市の照國神社を出発し、薩摩海道に沿って、水上阪、武岡台の済生会病院、チェスト館、オッドンの墓、伊集院ICを経て、徳重神社に至る約20㎞を踏破するコースです。結構難儀なこの道程を、ご夫婦や親子連れ、友人や知人と歩き抜けば、より一層絆も深まるというものですネ。

 

 妙円寺詣り行事等について、開催日時・行事予定等、更に詳しく知りたい方は、「日置市観光協会ウェブサイト」等で検索されるか、お電話で問い合わせてみては如何かと思います。



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