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ふるさとのお社探訪

霧島市 天御中主神社「田之神舞」

天御中主(アメノミナカヌシ)神社

創建は神社明細帳によれば、寛弘元年(1004)といわれています。天御中主神社は、清水城の南端に突き出た七つの岩石の尖觜の突端にあり、その景色が北斗七星にかたどられていることから北辰様・北辰大明神とも呼ばれています。祭神の十座に北斗七星が祭られているのもこれからきたと思われます。北斗七星を祭れば長寿を保ち富み栄えるという伝説があり、天御中主神社(北辰様)として昔から武運長久・延命長寿の神として崇敬されてきています。十座の祭神は、天御中主命、大日孁貴命、月読命、伊邪那伎命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)、源頼朝、島津忠久、丹後局、阿遍突智神、経津主神、武甕槌神。

 

 

三月一日~春祭・・・田之神舞 

約500年前、日枝神社の神官が、島津藩の命により京都御所へ行き、40余りの神舞を修得。これを清水独特の神舞とし、代々神官により継承してきたものがこの田之神舞である。

その後、途絶えがちになったので、婦人会に伝授して県下一円で奉納されていたが、大東亜戦争で再び途絶えてしまうも、昭和57年(1982年)、関係者の努力によって復活させてからは、毎年3月1日に、天御中主神社で奉納されている。今では保存会による五穀豊穣と長寿を祈る女性だけの珍しい神舞である。

踊り手からお囃子まですべて女性だけで舞うめずらしい田の神舞が、毎年3月1日に、霧島市国分清水の天御中主神社で奉納している。

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鹿児島弁のお囃子に合わせ、滑稽に踊る女性だけの神舞です。赤袴に紅白のたすき、唐草模様の風呂敷を斜めに背負い、右手に鈴、左手にしゃもじを持って踊ります。お囃子は鹿児島弁で以下のように唄います。

 

     

     そもそも、神代の昔から、わが清水郷二百町歩余りの田畑を守り郷民の暮らしを助けてきてくれた

     北辰様(天御中主神社)ゆかりの田の神とは、私のことじゃぁ~♪

 

     春日より春田を打って、代かきし、夏に種子をまき、苗を植えて、秋には一尺八寸に伸びた。

     黄金の稲穂を刈るまで、病害虫や風水害を防ぐのに、

     夜も昼もなくゆっくりする暇もなく忙しいことであった。

 

     お蔭で、今年も良い出来の秋で、こんなに目出度いことはない。

     きょうは、本当に良い天気で、北辰様では笛や太鼓の音がするようだが、

     ひとつ、皆で踊りにいこう、さぁ、さぁ~♪

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     豊作じゃ、満作じゃ、鎮守の森の北辰様でおまつりが始まっているようだが、

     さてさて、お供え物は何にしようか、

     銀の米ご飯釜ごと沢山、大根、人参、いも、こんにゃく、昆布に竹の子の煮付け、

     それに揚げ物やらが大きな鍋にほっかほっか。

     何はさておき、神様から上げないとひがまれるからな~♪

 

     さて、さて腹の虫がグーグー鳴いてきた。自分たちも頂こうかな~♪

     よく働く者は、大きなどんぶり鉢で、沢山食べ、

     働かん者は、煮付けの汁をチンタラチンタラかけて、つめ込めかけ込め~

     これは食べ過ぎたわ、眠くなったな~グウグウ。

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     何をしているのですか、田の神さぁ、昼間から寝て。

     こらこら起きられませんか。これはシマッタ、寝過ぎたわ、

     あ痛い、あ痛い、腰が痛いことよ日が暮れないうち、もういっちょう踊ろう、は~ぃ、は~ぃ

 



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