鹿児島神社町 KAGOSHIMA SHRINE AGENCY

手水の作法

1.左手を清める

左手を清める

右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水をくみ、左手に水を注いで清めます。

2.右手を清める

右手を清める

柄杓を左手に持ち替え、同様に右手を清めます。

3.口をすすぐ

口をすすぐ

再び柄杓を右手に持ち替え、左の手のひらに水をとり、口をすすぎます。
柄杓に直接口をつけないようにします。

4.もう一度、左手を清めます。

左手を清める

5.柄杓の柄を洗い清める

柄杓の柄を立て、水を流して清めます。

神社での参拝の作法

二拝

二拝

二拍手

二拍手

一拝

一拝

玉串の捧げ方

1.受けとり方

受けとり方

右手で元の方を上から、左手で先の方を下から支える。

2.祈念をこめる。

祈念をこめる

案(机)の前にて時計の方向に90度まわす。

3.供える

供える

時計の方向にまわしながら持ちかえて、右手を中程の下から支え、左手を右手の下に添え案の上に供える。

4.この後、二拝 二拍手 一拝

  • 二拝
  • 二拍手
  • 一拝

人生儀礼

人の一生には、いくつかの節目があります。この節目ごとに神さまへの祈りと感謝を捧げ、人生への決意を新たにするのが伝統的な日本人の心といえます。その節目ごとの祈りと感謝を人生儀礼といいます。

着帯の祝いと安産祈願
赤ちゃんが母親の胎内に宿ったときから、私たちは健やかな子が生まれますようにと神さまに祈ります。懐妊5ヶ月目の戌の日を選んで着帯の祝いをするとともに、両親、家族一同が揃って神社に詣でて胎児の健全な発育を願い懐妊の報告と安産を祈願しましょう。
お七夜と命名
神さまに見守られ、家族の祝福を受けて赤ちゃんが誕生しますと、七日目のお七夜に出生児の名前をつけます。命名は両親や目上の尊敬できる人が名付け親となって名付けることもありますが、神社にお願いして神さまから付けて頂き、子供の末長い幸せを祈りたいものです。
初宮参りとお食い初め
鳥居
神さまのみたまをいただいて誕生した子供の今後の健やかな成長を祈って、男子は32日、女子は33日目に神社へお参りし、祝詞を奏上してもらいます。これが初宮参りです。その後、生後100日以降にお食い初めといって、赤ちゃんに物を食べさせるまねをさせ、一生幸福に育ち、食べものに困らぬようにとの親の願いを込めるのです。
初節句と初誕生
生まれて初めての節句を初節句といいます。男子は5月5日(端午の節句)、女子は3月3日(桃の節句)の日に両親や家族が子供の健やかな成長を祈る行事です。満一歳を祝う初誕生も初節句と同様の行事です。
七草参り

1月7日に、数え年で七歳になった子供の無病息災を祈る鹿児島の伝統行事です。

令和5年七草詣(地域により年齢が異なる)

7歳 平成29年生(数え年)
もしくは今年4月から小学1年生
男・女
七五三参り

11月15日に、子供の成長の節目にあたり神さまの御加護に対し感謝を捧げ、神社で無事成長を祈願する行事です。対象は、数え年で、3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児です。

令和5年七五三詣(年齢は数え年)

千歳飴
3歳 令和3年生 男・女
5歳 令和元年生
7歳 平成29年生
合格祈願・新入学・卒業・就職の奉告
子供が立派な社会人となるまでの、学業・教育は一生の重大事です。中でも進学に際しては、本人の努力には限りがあり、神さまに合格を祈るものです。その結果、めでたく合格されましたら、御礼参りすることが大切です。また、入学・卒業・就職に際しても、神恩に感謝し、今後の御加護を祈ります。
成人の祝
1月の第2月曜は「成人の日」です。この日は満20歳となった若人が社会の一員として、自分自身の判断と責任と努力において、これからの充実した一生を送ることを神さまと自分の心に誓う日です。神社にお参りをして、お祓いを受けましょう。
神前結婚式
神前結婚式
結婚式は人生儀礼の中でも最も晴れやかなものです。神さまのおはからい「御神縁(ごしんえん)」によって結ばれた二人が、神さまの前で苦楽をともにし、明るくたのしい家庭を築き、子孫の繁栄をはかることを誓い合います。
神前結婚式というと、多くの人は三三九度を、女性ならば白無垢・綿帽子・角隠しを思い浮かべることでしょう。神に仕える衣装は、清浄感に満ち溢れた白が使われてきたことから、神さまの前で結婚式をあげる時にも、白い衣裳が用いられることになったようです。綿帽子や角隠しは、神職がかぶる冠や烏帽子と同じように、神さまの前に出るときのかぶりものの一種です。
厄除け

厄年には古来災難が多く、障りのある行動や振る舞いは慎む年であるとされています。厄除けは厄年にあたった人が神社に参詣して、災を福に転ずるために厄除けのお祓を受け、災難を免れるものです。一般的に男性は13、25、42、61歳、女性は13、19、33、37歳とされ、中でも男性42歳と女性33歳は「大厄(本厄)」といい、その前後を前厄・後厄といいます。
(厄年は地方により異なることがあります。)

令和5年 厄年(数え年)

  • 男性
    前厄 本厄 後厄
    平成12年生
    24歳
    たつ
    平成11年生
    25歳
    う(うさぎ)
    平成10年生
    26歳
    とら
    昭和58年生
    41歳
    ゐ(いのしし)
    昭和57年生
    42歳
    いぬ
    昭和56年生
    43歳
    とり
    昭和39年生
    60歳
    たつ
    昭和38年生
    61歳
    う(うさぎ)
    昭和37年生
    62歳
    とら
  • 女性
    前厄 本厄 後厄
    平成18年生
    18歳
    いぬ
    平成17年生
    19歳
    とり
    平成16年生
    20歳
    さる
    平成4年生
    32歳
    さる
    平成3年生
    33歳
    ひつじ
    平成2年生
    34歳
    うま
    昭和63年生
    36歳
    たつ
    昭和62年生
    37歳
    う(うさぎ)
    昭和61年生
    38歳
    とら
長寿の祝

父母、祖父母たちをはじめ、一家のものが長寿であるほど、おめでたいことはありません。家族一同そろって長命を寿ぐとともに、神社に参拝し平素の御加護に感謝し、ますます壮健で長生きするよう祈願しましょう。

長寿の祝(数え年)

還暦 古希 喜寿 傘寿 米寿 卒寿 白寿 上寿
61歳 70歳 77歳 80歳 88歳 90歳 99歳 100歳
年忌祭

毎年の祥月命日には、墓参りをし、供物を普段より豊富にするなど、故人を手厚くまつりますが、特に次記の年数に当る年の祥月命日には、神職を招き親戚一同が集い、特別のまつり「年忌祭」を 行わねばなりません。50年祭もしくは30年祭をもって「まつりあげ」にして、以後は先祖としてまつるのが慣例です。
なお、春秋のお彼岸やお盆に先祖をまつるのもたいせつなことです。
以上の年忌祭は、仏事と異なり、数え年ではなく、満何年で奉仕します。
なお、年忌祭など命日当日に行えない場合は、日数を引き寄せるのを良しとするのが通例です。

令和5年 年忌祭一覧

年忌祭 1年祭 3年祭 5年祭 10年祭 20年祭 30年祭 40年祭 50年祭
歿年 令和4年 令和2年 平成30年 平成25年 平成15年 平成5年 昭和58年 昭和48年
地鎮祭
地鎮祭は土木工事や建築工事の始まりに際し、その土地の神様に工事の安全と順調な完成を祈願するお祭。
上棟祭
上棟祭は、棟上とも呼ばれます。建物の守護神、工匠の神、その土地の産土神を祀って竣工後も建物の無事を祈願するお祭。
竣工祭
竣工祭は、完成した建物を祓い清め、無事完成した事を神様に御奉告して、これからの繁栄をお祈りするお祭。
住宅清祓
住宅を新築したときや購入したとき、安心して住めるように、入居に先立ち家中をお祓いします。

※上記の出張祭典を申し込む際は、お近くの神社へご相談ください。