荒瀬神社
- 神社名:荒瀬神社
- 神社名カナ:アラセジンジャ
- 鎮座地:〒895-2441 伊佐市大口曽木907
- 例祭日:十一月十五日
- 通称:荒瀬大明神(アラセダイミョウジン)
- 旧社格:郷社
- 神紋:左三つ巴
- 摂末社:2
- 社宝:
御祭神
- 豊玉比賣命(トヨタマヒメノミコト)
- 豊玉比古命(トヨタマヒコノミコト)
神事・芸能
戦前長く特殊神事が奉納され、戦後も一回(昭和三十年代初頭)復活奉納されたが、以後後継者難その他の事情により行われていない。現在は夏の灯籠祭(六月灯)及び十五夜の綱引き、角力(すもう)大会が賑わいを呈している。
由緒
往古、湯野尾村川南の荒瀬という処に鎮座されていたが、或る年洪水で流され此の地に止り給うたので、当邑の人々が此の地に勧請(年代不詳)して曽木郷の総社となった。明治維新後神社制度が改められて、現在の社名となった。島津義弘公の木面(十一面)の寄進(享保年間の火災で焼失)、江戸時代領主加志尾氏、比志島氏の社殿修造や寄進等があり、其の崇信は篤く、近郷の産土神として一般庶民に崇敬される。
境内社天神社(祭神・菅原道眞公)、若宮社(祭神・仁徳天皇)両社は天保三年再興の記録がある。