熊野神社
- 神社名:熊野神社
- 神社名カナ:クマノジンジャ
- 鎮座地:〒895-2635 伊佐市大口山野5140
- 例祭日:十月九日
- 通称:熊野権現(クマノゴンゲン)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:1
- 社宝:
御祭神
- 伊弉諾命(イザナギノミコト)
- 速玉男命(ハヤタマノオノミコト)
- 事解男命(コトサカノオノミコト)
由緒
山野領主が山野郷の宗社として崇敬したもので、延徳四年壬子三月八日、山野村願主、祝藤九郎大泰氏元兼京丸により紀州熊野神社を勧請したとある。この山野を代々治めた牛屎氏は、平清盛の子基盛の出で、始祖を薩摩四郎元衡という。はじめ、羽月田代の大平城を治めたが、その孫基光より七代の裔元は牛山城に移り、初めて牛屎と号した。その子牛屎元詮が山野郷の祖となった。紀州熊野神社は平氏の氏神であるとして崇敬し、領内に熊野権現を勧請し、領民にも崇敬させたとある。