水天神社
- 神社名:水天神社
- 神社名カナ:スイテンジンジャ
- 鎮座地:〒895-2702 伊佐市菱刈下手1887
- 例祭日:十一月二十八日
- 通称:水天宮(スイテングウ)サン
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:0
- 社宝:
御祭神
- 美須波売神(ミズハノメノカミ)
- 豊受姫神(トヨウケコメノカミ)
神事・芸能
十一月二十八日~錫杖踊(県無形文化財) 島津義弘公が大口城の菱刈攻めの時に行った戦勝祈願に始まるとされる。「シャッヂョ」とも称し、全員男子で踊り、本来は虫追い等御田植踊系統の芸能とされる。
由緒
代々島津藩主の崇敬の厚い神社である。もと川向かいの羽月村金波田にあったものが洪水に流され、現在地に留ったという。
永禄十年、義弘公は菱刈氏を攻めた。このとき菱刈隆秋は大口城に拠り、対陣は三年に及んだ。たまたま公の本陣が下手村に在り、深く当社に戦勝祈願をされたところ霊験あり、両三日中に落城したという。
依って社殿を造営し田地一町三反歩を寄進された。現在の社殿は弘化元年島津齊興公、改築奉献のものである。
相殿に豊受姫大神を祀るため馬頭観音と称し、畜産の神として郡内外の崇敬厚く、例祭は露店百軒がならんで伊佐地方最大の祭りである。