西原神社
- 神社名:西原神社
- 神社名カナ:ニシハラジンジャ
- 鎮座地:〒895-2504 伊佐市大口青木3024
- 例祭日:四月九日 十一月十三日
- 通称:西原八幡神社(ニシハラハチマンジンジャ)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:0
- 社宝:
御祭神
- 島津出羽守忠明(シマヅデワノカミタダアキ)
由緒
明応八年島津忠明は、島津氏の支族として大口城の城主であった。当時は戦国時代で、菱刈、相良の連合軍により、子の明久は羽月河畔の鷹狩中に殺された。又、享禄三年七月大口城外の諏訪神社祭礼の時に、参拝者にまぎれこんだ敵兵のため城は焼かれ、城主忠明も自殺して果てた。島津貴久公は、天正七年この父子の霊を大口西原に祭り、西原八幡神社とした。天正十三年瑞兆があり、新納忠元に命じて、明久を戦死した羽月大島に若宮神社として祭った。
昔から武の神として、境内は郷士達の武芸鍛錬の場でもあった。
門前の仁王像は寛保三年の作で、境内には一字一石経文が供養のため埋められている。