古来加治木郷大字木田字岩下にあったため、岩下八幡と呼ばれてきた。

三百余年前、加治木の領主島津義弘公が、当神社の境内で休憩された折り神社名をお尋ねになり、「今後弓箭八幡と改めよ」と言われたという記録がある。また、明和五年鹿児島稲荷神社の祠官出羽守本田親盈の編纂した神社記には、加治木郷木田村若宮八幡とある。

大正元年、須崎にあった塩釜神社を合祀した。現在、木像の御神体八体が奉祀されている。

平成二十三年、加治木町木田2742から加治木町木田618へ移転。