伊勢神社
- 神社名:伊勢神社
- 神社名カナ:イセジンジャ
- 鎮座地:〒899-5241 姶良市加治木町木田2950
- 例祭日:十月三日
- 通称:お伊勢さあ(オイセサア)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 天照大神(アマテラスオオミカミ)
- 天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)
- 栲幡千々姫命(タクハタチジヒメノミコト)
由緒
加治木五社の一つで、御神体は丈け一尺四寸の木像二体である。古くからあった神社で、俗に「お伊勢さあ」と言う。昔石原という人が伊勢から勧請したということであるが、其の年代は不明である。昔は神領地「小字奉社田」一町三反の田地があり、二月朔日、同三日、十一月三日の年三度の祭りがあった。神前に十二膳を供えたという。
一説に、当社は春日神社より前に勧請され(千年前)、当地の宗廟で、天正慶長の頃には禄高を取り上げられ、その後は年中二度の祭りがあり、島津義弘公から大宮司へ祭米二俵ずつを支給されたと伝えられている。明暦三年江戸時代前期の神社改帳に、大宮司は「木田村西ノ原門百姓次郎左衛門」とあり、その後平山家が宮司を勤める事になった。
西ノ原、新中、楠園の産土神として崇敬され、現在に至っている。