蒲生八幡神社
- 神社名:蒲生八幡神社
- 神社名カナ:カモウハチマンジンジャ
- 鎮座地:〒899-5302 姶良市蒲生町上久徳2259-1
- 例祭日:十月十九日
- 通称:
- 旧社格:県社
- 神紋:三巴
- 摂末社:6
- 社宝:銅鏡甲種四 美術工芸銅鏡秋草雙雀文様一面(国重文)外一一七面 王面五
- ホームページ:http://www.kamou80000.com/
御祭神
- 仲哀天皇(チュウアイテンノウ)
- 應神天皇(オウジンテンノウ)
- 神功皇后(ジングウコウゴウ)
由緒
保安四年鳥羽天皇の御宇、時の蒲生院総領職であった蒲生上総介舜清が、豊前国宇佐八幡宮を勧請して現在の地に創建したと云う。爾来蒲生家及び島津藩主とも当社を深く敬斎し、特に島津義弘公は元和四年社殿を再興し、新たに華表を建て正八幡若宮の額を掲げ、太刀、甲冑、宝器を寄進するなど御神威弥益々に増したと云う。
このように歴代藩主を初め藩民の崇敬厚く、祭祀も厳かに執り行われて来た。また廃藩置県後も闔郷の宗廟として、あまねく郷民の心の寄り処として限りない信仰を集めて来た。故に明治六年五月郷社に列せられ、更に大正五年五月十九日県社に昇格した。
境内の大クスは、昭和六十三年度環境庁が初めて実施した巨樹巨木調査で、日本一の巨樹と認定された。根回り三十三米、幹回り二十四・二米、樹高三十三米、樹齢一、五〇〇年以上、空洞八畳敷(国特別天然記念物)。