牟禮神社
- 神社名:牟禮神社
- 神社名カナ:ムレジンジャ
- 鎮座地:〒899-4501 霧島市福山町福山5822-2
- 例祭日:旧三月十八日
- 通称:牧神(マッガン)
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 豊受姫神(トヨウケヒメノカミ)
- 宇氣母智神(ウケモチノカミ)
由緒
境内に建立されている「移牧馬神祠記」に依れば、天正八年十五代島津貴久公の命により広大な牧ノ原原野に馬牧を開設し、四月南原粕水丘の大巖に牧馬神を勧請して毎年三月十八日を例祭日とした。安永八年桜島大噴火のため南原一帯は降灰深く馬の放牧が不可能となり、この地域を縮小することとなった。牧馬神も寛政六年総津ヶ丘に遷座されたが、東側に片寄っており神事祭典に不便であったので、享和三年現在地小陣ヶ丘に遷座され、現在に至る。牧ノ原の馬牧は九州一の広大な馬牧として二千頭余りの馬が放牧され、毎年二才馬を捉える馬追行事が藩主臨観のもと行われ、大変賑わったと云われる。文久三年馬牧が閉鎖となり、社頭も衰微した。境内地は自衛隊演習場内にあり、国有地となっている。