若宮神社
- 神社名:若宮神社
- 神社名カナ:ワカミヤジンジャ
- 鎮座地:〒899-4332 霧島市国分中央1-10-16
- 例祭日:十月二十三日
- 通称:若宮八幡宮(ワカミヤハチマングウ)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:2
- 社宝:
御祭神
- 玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)
- 火産霊神(ホムスビノカミ)
- 豊受姫命(トヨウケヒメノミコト)
- 神功皇后(ジングウコウゴウ)
- 応神天皇(オウジンテンノウ)
- 仁徳天皇(ニントクテンノウ)
由緒
古くは若宮八幡宮と称し、創建年代は不明。初めは向花村の蛭田に建立されたが、島津義久公が富隈城から国分に移城した慶長九年から十六年に、鳥越(現在地)に遷座された。国分諸古記によれば、「元禄十二年に、社殿が荒廃したので、氏子は用材と費用を奉納し宮大工が精魂をこめて完成した。神社は人の敬神の心でおごそかさを増し、人は神の守りによって運が開ける。若宮神社は向花村の産土神(鎮守神)である。」と記されている。
明治五年社格が村社となり、同四十三年六月十七日、保食神(食物・牛馬の神)を境内に祭って五穀豊饒を祈った。
昭和五十七年五月荒廃した社殿を再建したが、道路拡幅工事により境内の一部が提供されたため、その工事の完成を待って、平成二年御大典事業として社殿、社務所を改築し、併せて末社の御門守を建立、保食神社を移転し、また記念碑、手洗舎、鳥居、由緒板、国旗掲揚台、社号標等の設置、植樹を行った。