伊勢神社
- 神社名:伊勢神社
- 神社名カナ:イセジンジャ
- 鎮座地:〒899-4332 霧島市国分中央2-6-17
- 例祭日:十月十七日
- 通称:オイセサア
- 旧社格:郷社
- 神紋:菊
- 摂末社:2
- 社宝:「天照大神宮」の扁額(国分市郷土館に展示) 古文書
御祭神
- 天照皇大神(アマテラススメオオミカミ)
- 栲幡千々姫命(タクハタチジヒメノミコト)
- 多力雄命(タヂカラオノミコト)
神事・芸能
十月十七日~御神幸祭
由緒
四十五代聖武天皇の御代、天平九年大隅国の国分寺設置の際、当寺の東の清地(現在地より西方約三〇〇メートルの大森の下)に国中鎮守のため創建された。その後、島津義久公が慶長七年に富隈城より国府新城に移った時、国分郷の総社として新城の鬼門にあたる方角の現在地に遷座した。その折、義久公は使者を以て京都吉田家へその次第を御報告になり、近衛関白公御清書と伝えられる「天照大神宮」の扁額を戴き御神前に掲げたので、一層の崇敬を集めた。又この時義久公より寄進の屋敷が現在の宮司宅地として残っている。
明治四十二年阿夫利神社、大山祇神社、昭和三十年愛宕神社を合祀した。
戦後も国分市総鎮守の産土神、市民の心の故郷として崇敬されている。
昭和五十年十一月改築した。