鑰島神社
- 神社名:鑰島神社
- 神社名カナ:カギシマジンジャ
- 鎮座地:〒899-5102 霧島市隼人町真孝2030
- 例祭日:三月二十日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 火闌降命(ホノスセリノミコト)
- 隼人命(ハヤトノミコト)
- 豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
- 大隅命(オオスミノミコト)
- 神功皇后(ジングウコウゴウ)
- 應神天皇(オウジンテンノウ)
神事・芸能
戦前は、三韓征伐の勢揃いの行事として、法螺貝を「トートツ」と吹きつつ一団となり、旗等を持ち「チマキ」を掲げて行進する子どもの遊びがあったが、今は中止されている。
由緒
創建年月は不詳であるが、神社撰集正八幡條に、大隅正八幡は欽名天皇五年甲子此所に初めて顕座されて以来應神天皇以下武内宮隼風宮鑰島宮等勧請とあり、また人皇七十三代堀河天皇の寛治五年鹿児島神宮が炎焼し、六年を経て承徳元年鹿児島神宮の御鑰を当社に納めてから鑰島と称するに至ったと云う。一説に、彦火火出見尊の御垣締りとも云う。
何れにしても、鹿児島神宮の主神彦火火出見尊の御兄様に当たり、彼の有名な海幸山幸の釣針の争いで弟様の御威徳に敬服し、弟様を警護なさる意を固められたと伝えられている。社も神宮の方を向いて北向きになっているのが特徴である。
尚平成二年一月改築の時、梁の部分に文政元年寅年十月吉日の墨書の銘が発見された。