竃門神社
- 神社名:竃門神社
- 神社名カナ:カマドジンジャ
- 鎮座地:〒899-4501 霧島市福山町福山1586
- 例祭日:旧一月十八日 十一月十八日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 火産霊神(ホムスビノカミ)
- 奥津比古神(オキツヒコノカミ)
- 奥津比女神(オキツヒメノカミ)
由緒
安永五年頃の創建と思われる。
福山町郷土史並びに古老の言に依れば、鎮座地の南園方限は藩政時代都城島津・北郷氏の所領地で、住民の多くは海上輸送や漁業に従事し、農民は極一部に過ぎなかった。
安永三年六月二十二日豊平門の喜兵衛の子金太の家から出火。大火となり、住民悉く被災し、その窮状は惨憺たるものがあり、浦町の豪商厚地家が篤志を以て多額の金銭・米穀を拠出してこれを救済した。
わが国では古来カマドで不浄な物を煮炊きすると火の神様がお嫌いになり、火災は勿論、様々な災厄を招くと云われ、特にカマドに火の神様の御幣を立てて祀る習俗があるところから、これを機会に、住民が南園方限から火災を出さないことを願って、神社を建立したという。