八幡神社
- 神社名:八幡神社
- 神社名カナ:ハチマンジンジャ
- 鎮座地:〒895-1817 薩摩郡さつま町湯田901
- 例祭日:十月十日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:4
- 社宝:一、神輿 一、怒猊の獅子頭(文明四年湯田城主大前道祐奉納)
御祭神
- 応神天皇(オウジンテンノウ)
- 仁徳天皇(ニントクテンノウ)
- 玉依比賣命(タマヨリヒメノミコト)
- 神功皇后(ジングウコウゴウ)
- 島津金吾歳久公(シマヅキンゴトシヒサコウ)
神事・芸能
十月十日~浜下り 川内川まで片道約二百米の御浜下りを行う。この時神輿の先導を怒猊が務める。この怒猊は、子供の災難祓のありがたい御利益ありと信仰厚く、多くの子供連れの参拝者でにぎわう。
由緒
人皇八十一代安徳天皇の御宇寿永元年、武蔵高山の住人後藤兵衛実元、餅田太郎左衛門尉、駿河国の住人松下重次、関東の住人日高義家等が関東より下向の砌、相模国鎌倉鶴岡八幡宮の御分霊を負い下り、祁答院湯田郷の、餅坂に於いて、神鏡(おすまし)を教徳坊に授けた。時の院主大前道秀は「之尊神哉」と大いに喜び、社地を湯田郷に卜し一宇を建て奉祀した。これが当社の起源である。一説には川内新田八幡の末社とも伝える。文明元年渋谷重続再興、天正十三年島津歳久再興。文禄の役では、島津義弘・忠恒が戦勝を祈願した。末社に、高良(川良)大明神、青木大明神、雲葉大明神、鵜木大明神の四社がある。湯田の総鎮守。