古紫尾神社
- 神社名:古紫尾神社
- 神社名カナ:フルシビジンジャ
- 鎮座地:〒895-2104 薩摩郡さつま町柏原3903
- 例祭日:九月十九日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 瓊々杵命(ニニギノミコト)
- 日子穂々手見命(ヒコホホデミノミコト)
- 鵜茅草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)
由緒
人皇八十九代後深草天皇の御代宝治二年、渋谷庄司国重が、将軍の命を受け薩州へ下向の際、種子田武蔵守、橘秀宗が氏族の鎮護として創建した。伊佐郡宇土郷にある紫尾山三所権現中の下宮である。この三所権現は、源実朝卿奉納の御神鏡を夫々奉斎するとされ、当社より更に鶴田町の中宮紫尾神社(中宮は高尾野町にもあり)に奉遷されたので、古字を付して当社を古紫尾神社と称する。
特に当社より中宮紫尾神社まで三十六町の里程中三十五本の町石(丁石とも云う。町指定文化財)が現在も実在している。其の中には豊臣秀吉島津征伐の折、木村長門守重成公を始め名将高僧等が奉献したものもあり、第一号の丁石は神社東北の古道に残っている。