若宮神社
- 神社名:若宮神社
- 神社名カナ:ワカミヤジンジャ
- 鎮座地:〒899-0125 出水市黄金町695
- 例祭日:十二月十日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 譽田別尊(ホンダワケノミコト)
由緒
創建年代は不詳であるが、島津忠久公は当国の領主となると直ちに博多筥崎宮を勧請されたという。はじめ野田村新御堂に勧請され、名護浦へ遷座して祭事等変わり無く、流鏑馬も催された。しかし、海岸に近く大潮の時は行事が意に任せず、よって今和泉の地へ遷座したという。引き続き流鏑馬も行なわれたが、この地も河原内で沼地が多く、たまたま流鏑馬行事の時若者の乗る白馬が沼地にはまり、人馬共に助からなかった。不吉であり、また若き騎士・白馬の霊を慰めるために、成願寺の僧に出水下知識の現在地に一宇を建てさせ、遷座したという。当時からの氏子であった宮後・小出水・鋤崎氏等の六戸は、白馬は神に畏れ多いとして、その後も永く飼うことが無かったという。
現在地に鎮座後は度々改築されたが、昭和二十七年六月十四日殿宇悉く炎上し、同年九月十二日再興して現在に至る。