春日神社
- 神社名:春日神社
- 神社名カナ:カスガジンジャ
- 鎮座地:〒899-0207 出水市中央町1277
- 例祭日:十二月十日
- 通称:春日(カスガ)さん
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 天津児屋根命(アマツコヤネノミコト)
由緒
創祀は薩州家六代島津義虎公の時代、天正の始め頃と思われる。この地は雉子峯と呼ばれる小高い丘で、楠木の中に春日社が鎮座していた。祭神は天津児屋根命で薩州家の氏神として崇拝された。天正五年、時の関白近衛前久が時宗専修寺に滞在していた時、度々参拝し自筆の三十六歌仙を献じたという。豊臣秀吉の朝鮮の役の時には、境内の楠木で軍船が造られたと伝えられる。薩州家が途絶えたあとも出水五社の一つとして住民に崇められた。
仇討ちで有名な南兄弟の父南覚兵衛が、同家の繁栄を祈って寄進した元禄五年の太鼓が今に保存され、中の鼓胴に墨鮮やかに寄進銘が残っている。