上宮神社
- 神社名:上宮神社
- 神社名カナ:ジョウグウジンジャ
- 鎮座地:〒899-0215 出水市武本16840
- 例祭日:四月十六日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 天津日高彦火火出見尊(アマツヒコヒコホホデミノミコト)
由緒
二十六代継体天皇の頃、この山中で修行中の空覚上人の夢の中に神が現れ、「われはこの山の大権現なり」と告げた。上人は教えに従い翌朝山頂に立つと、どこからともなく山の神々が紫の雲のごとく尾を引いたようにたなびき現れ、これを見た上人は「紫尾山」と名付けたという。また大権現は「わがために社寺も建てて法を広めよ」と告げたので、上人は紫尾山祁答院神興寺を創建し、更に後になって上宮権現祠(当社現在地)、中宮権現祠(鶴田町と高尾野町)、宮権現祠(鶴田町の古紫尾神社)を建て、これを三所権現と称した。
御神鏡は承元年間に将軍源実朝卿が奉納したものという。
尚、出水郷では昔より紫尾山を上宮嶽と呼び習わしていた。これは山頂に当社が鎮座することによる。