重来神社
- 神社名:重来神社
- 神社名カナ:シゲキジンジャ
- 鎮座地:〒895-1401 薩摩川内市入来町副田6845
- 例祭日:十月二十九日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 入来院重時公(イリキインシゲトキコウ)
- 入来院重豊公(イリキインシゲトヨコウ)
- 渋谷有重公(シブヤアリシゲコウ)
- 渋谷致重公(シブヤマサシゲコウ)
- 渋谷重尚公(シブヤシゲナオコウ)
- 入来院定勝公(イリキインサダカツコウ)
由緒
入来院十五代重時は、島津義弘公に従い、慶長五年九月関ヶ原役に望んだが戦い利あらず、残兵僅かに六人を従え帰国の途上、同月二十三日敵軍にあって戦死した。重時の子重高の代にその霊を崇めて日吉明神とし、祠を湯之尾の荒瀬に建て厚く祭祀を修した。この頃入来院氏は湯之尾を領していたが、入来の旧領地へ封ぜられて現社地に遷座された。その後も霊異が鎮まらず、人々のその厳威を憚ること甚だしく、重高の孫重頼の代の承応四年二月、太守の命により諏訪神主宇宿若狭守久廣が京師に赴き、神祇管領卜部朝臣兼起に請い、重来明神の神号を得、兼起筆の神額を得たという。
なお入来院家縁の旧若宮神社、広瀬神社、定勝神社を合祀している。