鹿児島神社町 KAGOSHIMA SHRINE AGENCY

  • 神社名:菅原神社
  • 神社名カナ:スガワラジンジャ
  • 鎮座地:〒895-1102 薩摩川内市東郷町藤川1267
  • 例祭日:九月二十五日
  • 通称:藤川天神(フジカワテンジン)
  • 旧社格:郷社
  • 神紋:
  • 摂末社:1
  • 社宝:

御祭神

  • 菅原道眞公(スガワラノミチザネコウ)

神事・芸能

二月二十五日~春祭 菅公自らお手植えになられた梅の一枝が垂れて根付き、次々に株が増えたといわれる臥竜梅(国指定天然記念物)は、明治三十五年菅公一千年祭を機に拡張され、現在四十アールほどの梅林となり、例年見頃のこの時期は観梅の人と受験期を控えた合格祈願の参拝者で賑う。 

九月二十五日~兵六踊り 斧渕五社地区に伝わっていたものを、本俣地区が習い覚え踊り継いでいた。戦後後継者不足で途絶えていたが、近年になり東郷町藤川兵六踊り保存会が結成され復活した。

由緒

御祭神菅原道眞公は、太宰権帥に左遷された後、猶難を恐れて天拝山に於いて薨じたように装い、身を隠して密かに薩摩に下られた。当神社は、公が出水郡老松庄浦に着岸後、遥々田代村を経て此の地藤川北野で静かに余生を送られたのち薨去され、間もなくして創建されたと伝えられるが、年代については、天正十五年豊臣秀吉の兵火に罹り、文書等悉く焼失したために不詳である。正保四年島津光久公により再建され、文化十二年大改修が行われたのをはじめ、延宝七年、明治八年にも修復されている。

第二鳥居北側の石垣は公の墓所で、かつて大きな松があったが、枯れたため現在は新しく杉が植えられている。

明治四十三年十一月四日無格社現王神社他を合祀した。