諏訪神社
- 神社名:諏訪神社
- 神社名カナ:スワジンジャ
- 鎮座地:〒895-1106 薩摩川内市東郷町斧渕6402-イ
- 例祭日:八月二十八日
- 通称:御諏訪殿(オスワサドン)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 建御名方命(タケミナカタノミコト)
- 南方刀美命(ミナミカタトミノミコト)
- 事代主命(コトシロヌシノミコト)
由緒
東郷氏の宗社で、往古東郷氏領主若狭守重親が勧請し宗廟として崇めたと云う。明徳三年壬申七月二十五日の日付のある棟札に、大檀那渋谷薩摩前司入道妙弥重佛渋谷重光渋谷熊王丸建立とあり、口碑に、是より先は下東郷小字今村の紫尾神社が宗廟であったが、当時の東郷家が当社に改めたと云い伝える。
社領も多く、七月二十八日に祭典を執行するにあたっては、同二十日より重役以下が別所に籠もって祭事を行い、同二十七日に内祭の式があり、二十八日の大祭には、国主名代と係りの所役の行列に、船倉濱両町の者が麻上下を着して高股立に大小を帯し前後に供奉して参詣した。三献の式等も厳粛に行われ、神舞神楽その他東郷諸在の農民が太鼓踊を奏し、種々の狂言等を寄進する者もあって盛大に斎奉った。