鷹之巣神社
- 神社名:鷹之巣神社
- 神社名カナ:タカノスジンジャ
- 鎮座地:〒895-1402 薩摩川内市入来町浦之名13603
- 例祭日:十二月八日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 伊奘諾尊(イザナギノミコト)
- 伊奘冉尊(イザナミノミコト)
- 素戔鳴尊(スサノオノミコト)
由緒
創建年代は不詳であるが、口伝によれば万治年間入来町大字添田山口郷より遷座されたといわれ、御祭神は三柱であると伝える。
一柱は素佐之男神で、浦之名各社の中でも第一の神格ありと伝えられ、町内清浦鎮座の鷹之子神社の本社であるという。また、伊邪那岐、伊邪那美の二神を奉斎する多賀神社の枝社とも云われ、合わせて三神を祀る。鷹之子神社は本社が素神であるが故に鷹(多賀)の子社と称されるようである。
境内にイチイガシ、ナギの木があり、共に町指定の重要文化財である。この木々は昔から名の通り「一位の神木」として、神社の境内に植えられてきた。ここ市野々の地は上代から薩摩両国府間往還の要衝として重視され、平安初期の延暦二十三年に新設された檪野(いちひの)駅は隣町の市比野だという説もあるが、この市野々こそが当時の檪野駅であり、境内のイチイガシは市野々の地名のもとになったという。