鶴亀神社
- 神社名:鶴亀神社
- 神社名カナ:ツルカメジンジャ
- 鎮座地:〒895-0006 薩摩川内市田崎町771
- 例祭日:十二月十八日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 鶴亀神(ツルカメノカミ)
神事・芸能
七月二十一日~夏越祭 当地区の小学生等が、榊の葉を十枚束にしたものを神田に向って投げ入れる行事がある。祓と無病息災の意味があるものと思われる。
由緒
慶長十四年島津家久公は樺山久高を将として琉球に出兵し、尚寧王を帰順させて、此の地を大陸貿易の中継基地とした。言い伝えによれば、此の出兵に従軍した隈之城郷宮崎の住人山口伊賀守が、琉球に渡って軍議に参加した際、松の大木の上を大鶴が舞い、海面には大亀が浮き上がって遊泳するのを目撃した。此れはめでたいしるしと将兵は勇躍して進撃し、大勝利をおさめた。凱旋した伊賀守は此の霊験にあやかり、神社を建立して鶴亀神社と名づけた。
ちなみに、清色亀鑑に田崎大明神付高二反とある。当時縁故者二十家があり、二家交替で例祭に参列し、神米を奉納するしきたりがあった。