獅子島神社
- 神社名:獅子島神社
- 神社名カナ:シシジマジンジャ
- 鎮座地:〒899-1501 出水郡長島町獅子島3162
- 例祭日:旧九月九日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 獅子谷七郎霊(シシタニヒチヨウノミタマ)
由緒
創建年代は不詳であるが、口碑によれば、永禄八年島主獅子谷七郎は、島津忠兼公が天草越前守と戦の時、獅子島の高嶺の城から忠兼公を迎え撃ち、雉の矢に射られて戦死したという。その後祭神主従の怨霊により、島民は雉の肉を食すれば腹痛を起こし死亡し、雉の名を呼ぶことさえ憚った。雉を不言の鳥と呼ぶ習慣となり、斯かる事情により霊を慰め、以て全島の守り神として奉斎するに及んだという。
また、獅子島の由来は、当時の島は鹿が多く一般に鹿を「しし」と呼んでいたからとも、当社祭神の故事により雉棲といったことからとも云われる。