鹿児島神社町 KAGOSHIMA SHRINE AGENCY

  • 神社名:八幡神社
  • 神社名カナ:ハチマンジンジャ
  • 鎮座地:〒896-1101 薩摩川内市里町里1593
  • 例祭日:旧九月十九日
  • 通称:
  • 旧社格:村社
  • 神紋:
  • 摂末社:2
  • 社宝:

御祭神

  • 天津彦火火瓊瓊杵尊(アマツヒコホホニニギノミコト)
  • 二神(御神名不詳)(ニシン)

神事・芸能

旧九月十九日~

一、内侍舞(ないじまい) 「まっじょう」という。相当する漢字は不明。

神前に奉納される神楽の一つ。祝詞奏上のあと、氏子中から選ばれた少女(巫女)が、黒地の着物に花模様の前垂れをつけ、麻の上衣を羽織り、頭に冠をいただき、右手に鈴を持って拝殿で奉仕する。

二、空吸い物(からすいもの)

例祭の際、撤饌のあと拝殿で行なう古式の直会。二人の若者が奉仕し、宮司と主賓、次席の三人だけに供され、飲食のしぐさが行なわれる。

三、本吸い物(ほんすいもん)

前記空吸い物のあとに供される直会で、魚の吸物と餅の吸物が、前述の若者二人の奉仕で、神酒とともに参列者全員に供される。

四、お経どん(おきょうどん)神符配付祭

社宝の「大般若波羅蜜多心経」(600巻、延享4年の「神社改留帳」にすでに宝物として記載)のひとつの巻を持って、神社総代が村内を廻り(以前はアンドウ組が廻った。例祭のとき祭事の下役をする家柄で、3家が役柄を分掌し代々継承。)神符を配付する神事。旧1月11日に実施される。

由緒

旧称は新田八幡宮。現在の川内市新田神社の分霊を社司宮里壱岐が奉じて甑島に渡り、嘉祥二年に創建した。嘉応二年創建との説もある。