大宮神社

- 神社名:大宮神社
- 神社名カナ:オオミヤジンジャ
- 鎮座地:〒895-1402 薩摩川内市入来町浦之名7308
- 例祭日:十一月二十三日
- 通称:
- 旧社格:郷社
- 神紋:
- 摂末社:1
- 社宝:
御祭神
- 大己貴命(オオアナムチノミコト)
神事・芸能
十一月二十三日~神舞(町無形文化財) 入来神舞と呼ばれ、鎌倉時代から踊り継がれており、毎年例祭に奉納される。古代入来隼人の隼人舞と中世に渋谷氏が伝えた雅楽、並びにその後流入した出雲神楽などが混和されて、演劇的入来舞が生まれたものと推測される。
種目は三十六番あり、それぞれ五種の神楽曲のいずれかを使って舞われる。種目を大別すると、古代以来の攘災呪術的舞(巫女舞・火の神舞・剣舞等)、稲作儀礼に関する舞(杵舞・田の神舞等)、岩戸神楽舞(天の岩戸の神話劇)とになる。二十二番舞は「十二人剣舞」であるが、この中で国家「君が代」が歌われることから、国家の源泉は入来神楽にあるといわれ、映画にもなって全国的に注目されるようになった。
なお大晦日にも奉納される。
由緒
当社は、近江国坂本に鎮座する日吉神社の支社として祀られて来た。日吉神社は山王権現とも云われ、古来朝野の信仰のきわめて深かった名神である。入来では、鎌倉時代に入来院地頭渋谷氏が勧請し始め牟田多に鎮座されたが、十一代領主入来院重豊の時現在地に遷座されたと伝える。入来院内諸社の総社として、産業生産、縁結びの神として郷民に厚く尊崇され、明治四年郷社に列格された。
令和三年七月十五日 薩摩川内市入来町浦之名五七〇〇鎮座 鎮守神社を合併。