鬼丸神社

- 神社名:鬼丸神社
- 神社名カナ:オニマルジンジャ
- 鎮座地:〒899-3203 日置市日吉町吉利4827
- 例祭日:四月十六日 六月十六日
- 通称:鬼丸殿(オイマンドン)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:0
- 社宝:鎧一領(現在は黎明館に保管)
御祭神
- 祢寝家十六代右近大夫重長公(ネジメケジュウロクダイウコンダユウシゲタケコウ)
- 建部大明神(タケベダイメョウジン)
- 稲荷大明神(イナリダイメョウジン)
- 山王権現(サンノウゴンゲン)
神事・芸能
六月第二日曜(以前は六月十六日)~せっぺとべ 地区毎に棒踊り、鎌踊り、虚無僧踊り等が子供連により奉納され、青年達により「おいやまかちゃんげ、チョシ、チョシ」と歌いながら境内横の特設の泥田で跳ね回る「せっぺとべ」が奉納される。
由緒
重長公は小松十六代の祖である。剛勇にして才幹に溢れ、元亀・天正の頃、大隅肝属地方を本拠として勢威を振るった。一方、人民には仁厚く徳政を布いたので、畏敬尊信をうけた。天正八年三月麑府に赴き、鴆毒に遇い、帰路大姶良郷で没した。荼毘に付した煙は天に満ち、鬼丸大明神の五文字を描いた。そこで、子の重張は小根占に鬼丸神社を建立し、父君を祀った。御神鏡の裏に「天正八年三月十六日鬼丸大明神天下一森田武蔵作」と銘があるので、この年の創建と思われる。文禄四年重張は吉利を領することとなり、神社も遷座した。