平松神社
- 神社名:平松神社
- 神社名カナ:ヒラマツジンジャ
- 鎮座地:〒892-0871 鹿児島市吉野町10691
- 例祭日:七月十日
- 通称:
- 旧社格:郷社
- 神紋:
- 摂末社:1
- 社宝:色色威鎧兜
御祭神
- 島津歳久 殉死者二十七名(シマヅトシヒサノミコト)
神事・芸能
八月十七日(前夜祭)・十八日(当日祭)~心岳寺参り 毎年歳久公の御冥日の旧七月十八日には古くより、公の勇壮なる御最后を偲び、御霊をお慰めしようと、前夜より当日に渉り、船、或いは徒歩にて大勢の参拝者が訪れ、境内賑わって、県下の年中行事でも大きな祭典であった。大東亜戦争までは戦さの神様として参拝する者が多かった。今では安産の神様として参拝する者が多い。
由緒
慶長四年三月、十六代島津義久公は宮原左近将監をして、歳久公御自害の地に竜水山心岳寺を建立され、公の御霊を供養される。心岳寺は福昌寺の末寺にして曹洞宗。同寺十八世の代賢和尚を勧請し、抱巌竜強和尚を開基とする。明治三年廃寺となり、その跡に平松神社を建立する。境内隣接の墓地には歳久公及び殉死者二十七名のの墓石の他、歴代僧侶や関ヶ原の合戦に十七代太守島津義弘公に属して活躍した国老川上四郎兵衛忠兄の墓石がある。
現在、境内は心岳寺跡として市の「史跡」に指定されている。