牟禮神社
- 神社名:牟禮神社
- 神社名カナ:ムレジンジャ
- 鎮座地:〒891-1305 鹿児島市宮之浦町3829
- 例祭日:四月十五日
- 通称:牧神様(マキガミサマ)
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 牟礼大明神(ムレダイミョウジン)
- 猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
- 保食神(ウケモチノカミ)
神事・芸能
四月十五日~牧神祭
由緒
五代島津貞久公の長庶子頼久の子親久は、文和年間に此の地に牧場を創設(吉野牧場)。慶長四年十八代島津家久公に牧場を献上、以後明治四年廃止まで藩の牧場として馬の生産をなした。
享保十二年飢饉があり、飼料不足に加え、馬が群をなして逃げたりした。更に、翌年四月飢饉による飼料不足で馬の病気が発生したので、馬の安全無病息災を祈願して牧神の石祠を享保十三年六月建立した。
鹿児島市吉野町との境にある牟礼岡山頂(標高五五二米)に鎮座し、自然石の巨岩があり、上部にはかさ石がのり、中には黄金の馬鞍があると伝えられる。戦前の例祭には出店が出て、行列ができるほどの参拝者で賑わった。現在でも馬の健康を祈る馬主が県内各地より訪れる。