八坂神社

- 神社名:八坂神社
- 神社名カナ:ヤサカジンジャ
- 鎮座地:〒892-0802 鹿児島市清水町26-1
- 例祭日:七月二十五日
- 通称:おぎおんさあ
- 旧社格:郷社
- 神紋:左三つ巴、木瓜
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 素盞鳴命(スサノオノミコト)
- 奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)
- 田心姫命(タキリヒメノミコト)
- 湍津姫命(タキツヒメノミコト)
- 市杵島姫命(イチキシマヒメノモコト)
- 天忍穂耳命(アメノオシホミノミコト)
- 天穂日命(アメノホヒノミコト)
- 天津彦根命(アマツヒコネノミコト)
- 活津彦根命(イクツヒノネノミコト)
- 熊野櫲樟日命(クマノクスビノミコト)
- 八衢比古命(ヤチマタヒコノミコト)
- 八衢比売命(ヤチマタヒメノミコト)
神事・芸能
七月二十五日に近い日曜日~祇園祭(おぎおんさあ)鹿児島市の天文館地区を、神社より出発の神輿(大人五基、子供十八基)・稚児籠・十二戴女・傘鉾建等、約二千名の行列が練り歩く。
由緒
京都の八坂神社を勧請した社で、現在神社に保存する旧神殿正面柱(一部)に永暦元年と朱書されており、それ以前の勧請は明白である。
又、三国名勝図会に当初の辺りを戸柱という書かれ、戸柱は祭神の十柱なるを以て戸柱と称したもの(八衢比古・八衢比売命は明治元年に合祀)。社記によれば、享保十三年一月に現清水町に遷宮とあり、昭和二十年七月の空襲により焼失、仮宮を建立、昭和四十八年に市内平之町に遷座、その後昭和六十三年に再度現在の清水町に遷座した。
古くより島津氏の崇敬厚く鹿児島五社の第二社として広く信仰され、元禄七年井原西鶴の「西鶴織留」の中に当神社を信仰した町人が商売繁盛したと紹介されており、現在でも鹿児島商工会議所を中心に祇園祭が盛大に行われている。