伊佐智佐神社

- 神社名:伊佐智佐神社
- 神社名カナ:イサチサジンジャ
- 鎮座地:〒891-0143 鹿児島市和田3-41-1
- 例祭日:十月十九日
- 通称:六所権現(ロクショゴンゲン)
- 旧社格:郷社
- 神紋:三つ巴
- 摂末社:2
- 社宝:
御祭神
- 伊弉册尊(イザナミノミコト)
- 速玉男尊(ハヤタマオノミコト)
- 泉津事解男命(ヨモツコトサカオノミコト)
- 熊野本宮新宮合斎(クマノホングウシングウゴウサイ)
神事・芸能
十月十九日~浜下り 以前は神楽・武者行列等が、久津輪崎まで御神幸になっていたが、現在は、和田、谷山地区に行列御神幸を行っている。
由緒
往古、紀伊国熊野本宮新宮の六所を瀬戸山、竹之内の両氏が伊佐郡鋳藺牟田に建立したが、其の後神託により、志布志、佐多と次々に遷座され、再び神託により当和田に御遷座になった。鎮座地は、天文年中神前城(玉林城)と称する山城で、出水領主島津実久と十五代島津貴久との間に交戦があった場所である。正徳三年六月神祇官領ト部兼教が正一位の宗源宣旨を奉納され、足利時代の初頃から谷山惣鎮守で、谷山十八町よ社領としていたとあり、往古は打植祭・放生会・冬籠神事が盛大であったという。