多賀神社
- 神社名:多賀神社
- 神社名カナ:タガジンジャ
- 鎮座地:〒892-0802 鹿児島市清水町32-32
- 例祭日:五月十六日
- 通称:お多賀さあ(おたがさあ)
- 旧社格:郷社
- 神紋:三つ巴
- 摂末社:3
- 社宝:
御祭神
- 伊邪那岐尊(イザナギノミコト)
- 天照皇大神(アマテラススメオオカミ)
- 豊受姫大神(トヨウケヒメノオオカミ)
- 瓊々杵尊(ニニギノミコト)
- 天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
- 天太玉命(アメノフトダマノミコト)
- 手力男命(タヂカラヲノミコト)
- 栲幡千々姫命(タクハタチジヒメノミコト)
神事・芸能
十月十六日~ホゼ(秋祭)当社の秋祭は俗に薑(しょうが)の祭と言われ、当日葉付の薑に薑符を附し、麻で巻いた物を神前に供え撤下を当日の参拝者に授与するもので、これを受けた人は無病息災で一年を過すと言われている。
由緒
十六代島津義久公が、近江国多賀大社の御祭神が寿命神であることを聞き、この神を祀って領内万民の保命を祈ろうと、鷲頭不動院を天正六年近江国へ遣し遷魂を執行せしめ、天正七年己卯二月六日御勧請現在の地に御鎮座された。以降代々の藩主の崇敬篤く、殊に戦前戦中は参拝多く隆盛を極め、永年子宝に恵まれなかった夫婦が当神社に祈願を為て子宝を授り、又瀕死の重病者が御神慮に依り一命を取止めた等々、数々の実例を持つ霊験顕たかな神様である。また配祀神として旧鶴江崎神社を奉斎している。
鶴江崎神社由緒~二十一代藩主吉貴公が、江戸芝神明宮より宝永三年丙戌九月十五日勧請、後大正五年二月十四日春日町より多賀神社へ合祀され現在に至る。