谷山神社

- 神社名:谷山神社
- 神社名カナ:タニヤマジンジャ
- 鎮座地:〒891-0144 鹿児島市下福元町3786-3
- 例祭日:四月二十九日 十二月一日
- 通称:
- 旧社格:県社
- 神紋:五三の桐
- 摂末社:1
- 社宝:
御祭神
- 懐良親王(後醍醐天皇第九皇子)(カネナガシンノウ)
由緒
西暦一三三四年建武と改元され建武の中興が成った後、後醍醐天皇は、足利尊氏が政権を獲得したため、延元元年大和国笠置山に行宮を遷させ給うた。尊氏は京都に於て豊仁親王を以て光明天皇とし、京都朝廷をつくった。これより後世に謂う所の、吉野朝廷を南朝と称し京都朝廷を北朝と称するようになった。
御祭神懐良親王は、延元元年後醍醐天皇の命に依り鎮西統一のため征西将軍宮に任ぜられた。興国三年五月(阿蘇文書)、谷山城主谷山五郎隆信は親王を千々輪本城に迎えて本城より約二十町(二千二百米)の高台に御所を建て、衷心よりこれを奉迎した。此の地を今御所ヶ原と呼び、親王の石碑が立っている。昭和三年谷山町民は、懐良親王の英霊を慰め奉り神徳を宣揚し道徳の涵養に努めようと当社を創建した。
連絡先
099-268-8344 (※神社に関するお問い合わせはこちらにお願い致します)