熊野神社
- 神社名:熊野神社
- 神社名カナ:クマノジンジャ
- 鎮座地:〒891-3606 熊毛郡中種子町坂井6029
- 例祭日:四月三日
- 通称:権現(ゴンゲン)サア
- 旧社格:県社
- 神紋:三ツ鱗
- 摂末社:0
- 社宝:掛軸
御祭神
- 伊邪那岐命(イザナギノミコト)
- 伊邪那美命(イザナミノミコト)
由緒
百二代後花園天皇の御代享徳元年、時の島主種子島幡時公は平素から尊崇していた紀州熊野権現に詣でて、御分霊を請うて帰り、島内の地を想して熊野山中に奉祀した。勧請以来領主の崇敬は厚く、田録の寄進や御社殿の改築を行い、毎月重臣を遣わし代参させるを例とし、例祭には自ら参拝された。
また一説には、権現山に往昔神祠があって霊験顕著であったともいわれる。付近には豊受神・恵美須神・霧島神等を八ヶ所に配祀して、八所権現、八方神とも称し、本社を守護している。
鎮祭以来、熊野山中(権現山)を神山として斧等を入れることを禁止した。境内にはヤッコソウの自生地(町文化財)がある。
全島民の守護神であり、縁結び・安産の神として特に信仰されている。