安納神社
- 神社名:安納神社
- 神社名カナ:アンノウジンジャ
- 鎮座地:〒891-3102 西之表市安納241
- 例祭日:十月二十二日(願成就)
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:0
- 社宝:
御祭神
- 天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
- 豊受姫神(トヨウケヒメノカミ)
神事・芸能
一月十五日~はま祈祷 氏神に一年間の無事と豊作を祈祷したのち、境内で的を弓で射る神事。
十月二十二日~安納棒踊り(市無形文化財) いつ頃からか不詳であるが、棒と鎌を使い、示現流の型を取り入れた勇壮な踊り。
由緒
人皇八十二代後鳥羽天皇の御代、平信基公は南海二十島の領主に封ぜられ、建治四年相州鎌倉より種子島に下向した。この時従って来島した日高隠岐守は、安納の地頭職に補せられ、奉じてきた天御中主神の御神体を、公務所南方の小丘に祠堂を建立して奉安した。歴代島主種子島家の崇敬は厚く、特に永禄年間には十三代恵時公が社殿を改修している。
明治になり豊受姫神を合祀し、修験道の霊場天女隠(天女神楽)の頂上に遷座されたが、昭和三十二年現在地に再び遷座された。この峰は巨石信仰の霊地であったといい、阿弥陀ヶ座とも考えられ、霞ノ下という字名等がある。頂上には今でも昔の祠が残り、霊地としてお参りが絶えない。