奥神社

- 神社名:奥神社
- 神社名カナ:オクジンジャ
- 鎮座地:〒891-3222 西之表市国上1053
- 例祭日:十月二十九日 十二月二日
- 通称:葉山様(ハヤマサマ)
- 旧社格:村社
- 神紋:菊紋
- 摂末社:0
- 社宝:神鏡一面(藤原光政銘在)
御祭神
- 大山祇神(オオヤマズミノカミ)
- 木華咲耶姫神(コノハナサクヤヒメノカミ)
- 大綿神見神(オオワタツミノカミ)
- 大国玉大神(オオクニタマノオオカミ)
神事・芸能
一月十五日~御的始式(射場祭)
明治以前には島主種子島家の家老が参拝の上奉納して、島内の崇敬を蒐めたと伝えられる。現在では午前中、西之表市弓道連盟会員並に中高生の弓道部員により奉納される。
由緒
大宝二年、四十二代天武天皇の御代、多禰国が創置された時、朝廷の官人が大内山(藤原宮)から皇子に伴い国上のこの地に赴任し、聖地を定め神を祀り、宮中神道の祭式に則り、国府設置を告げる祭祀を斎行したことに始まるといい、国上奥葉山に鎮座する。
尚、明治二年種子島の地頭職平山龍助が、島内の各神社を検案してその整理を行った際、奥神社の由緒正しきを認め、特に国上村の村社に列している。
御崎に鎮座の貴志賀美神社を合祀したことにより、当社は山神と海神を相殿に祀る独特のたたずまいを示している。
現在の社殿は、昭和三十年三月十七日に改築したものである。