• 豊受姫大神（トヨウケヒメノオウカミ）

十月第三日曜（願成就）～獅子舞(市無形文化財）　獅子と天狗の戦いに脇役として猿を交えて、大太鼓小太鼓横笛等で囃したて激しく舞う素朴な踊である。歌詞はなく、明治末期（四十年とも）大分県から椎茸栽培のために移住した川野幸太郎・石井又蔵の両氏が教え、大正天皇の御大典を記念して当社に奉納され、以来伝承されている。現在は青年団が保存して秋祭（願成就）に年一回必ず奉納する。

十六代島主種子島久時公は、永禄十一年十月二十八日この古田村にお生まれになった。母の古田御前は当社を厚く崇敬したので、公も産土神として崇めた。蓮勝寺三社農耕武勇三神三社権現と号する神社である。