鹿児島神社町 KAGOSHIMA SHRINE AGENCY

  • 神社名:日枝神社
  • 神社名カナ:ヒエジンジャ
  • 鎮座地:〒899-3511 南さつま市金峰町宮崎3523-1
  • 例祭日:十月九日
  • 通称:
  • 旧社格:村社
  • 神紋:
  • 摂末社:0
  • 社宝:

御祭神

  • 猿田彦命(サルタヒコノミコト)

由緒

古老の伝によると、建久三年鮫島四郎宗家が源頼朝の命を受け、阿多の地頭となり駿河からこの地に下る時、近江国日吉大社の御分霊を奉斎したという。よって、御祭神を大山咋命とも伝え、日吉神社、日吉山王社とも称した。

また三国名勝図会によれば、大己貴命の異名同神七社と、これに所属する十四座、あわせて二十一社となっている。

往時は阿多の総鎮守で、阿多総社の宮と称して、一切の工事は将軍直属のもとに行われていた。数百年前の火災により、由緒書・宝物のほとんどを消失したと伝えられる。

天文の頃、島津運久公、忠良公の尊崇厚く、阿多五社の一つとされた。天文十七年再興の棟札がある。

元旦の祭礼には、旧萬世町方面在住の鮫島姓の人達は、先祖ゆかりの神社として参詣を絶やさないといわれる。

明治四十四年三月二十八日の指令により、松田の熊野神社を合祀した。