天御中主神社
- 神社名:天御中主神社
- 神社名カナ:アメノミナカヌシジンジャ
- 鎮座地:〒899-3611 南さつま市加世田津貫12072
- 例祭日:十月二十七日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 天御中主命(アメノミナカヌシノミコト)
- 大山積神(オオヤマツミノカミ)
神事・芸能
十月二十七日~太鼓踊り(県無形文化財)古代からのものであるが、源頼朝が平家を滅して武家政治を始めたとき、その祝いとして踊ったものを太鼓踊りの形に改め、その後藩政時代は勿論、今もなお土地の青年たちによって引継がれている。五穀豊饒を祈ると共に神々の心を安め、あわせて自らの向学心や事業の熱心を誓う。
由緒
創建年代は不詳であるが、太古より津貫清木場の地に、天地始発の大神たる天御中主命を祭祀したと言い伝えられており、延宝八年二月津貫村狩集の地に移転再建の壁書がある。明治四十二年十二月八日津貫守山神鎮座大山積神社を当社に合祀願出、同四十三年一月十八日許可。続いて同四十三年八月三十日津貫字チノキ松一二〇七二番地外七筆の地に移転願出、同四十四年十二月二十八日許可。大正元年十月十六日合祀移転済届出。
天御中主神は、五穀豊穣をもたらす神として津貫住民の崇敬を集め、村に青年が三人いる限りはこの神社を守らねばならぬと言い伝えられてきたが、古い時代(古老の話では鎌倉時代)住民達は、この神社に毎年旧九月二十七日に供物を捧げ、神舞や種々の踊りを奉納する誓いを立てたという。