金峯神社
- 神社名:金峯神社
- 神社名カナ:キンポウジンジャ
- 鎮座地:〒899-3403 南さつま市金峰町尾下5559
- 例祭日:十月十九日
- 通称:蔵王権現社(ザオウゴンゲンシャ)
- 旧社格:県社
- 神紋:
- 摂末社:0
- 社宝:
御祭神
- 勾大兄広国押武金日天皇(安閑天皇)(マカリオオエヒロクニオシタケカナヒスメラミコト)
神事・芸能
四月二十九日~お田植祭 天保の飢饉の時、扇山地区の人々が雨乞と豊作祈願のため踊ったのが始まりとされ、鎌踊りや棒踊り等が奉納される。
由緒
標高六三六・三メートルの金峰山は三つの峰に分かれた神秘かつ清新な山容から、太古より神降りの峯と呼ばれ、山全体が御神体として古代人の自然崇拝、山岳信仰の対象であった。このことから、御祭神は金峯山神とも言い伝えられるが、現在では、推古二年日羅が和州吉野金峰山金剛蔵王を勧請したのが始まりとされ、二十七代安閑天皇を祭る。
伊作島津家の崇敬も篤く、忠良公、貴久公誕生には当社の霊夢の関わりが伝えられている。
戦時中には武神として崇められ、出征兵士の武運を祈るお参りが絶えなかった。
五穀豊穣を司る生産の神としての信仰から、四月二十九日のお田植祭には町をあげて田植踊りが奉納される。
平成六年は御鎮座千四百年にあたり、十月に奉祝祭典を斎行するとともに、町主催の記念行事も催された。