熊野神社
- 神社名:熊野神社
- 神社名カナ:クマノジンジャ
- 鎮座地:〒897-0003 南さつま市加世田川畑10468
- 例祭日:十月十九日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 伊弉冊命(イザナミノミコト)
- 速玉男命(ハヤタマヲノミコト)
- 事解男命(コトサカノヲノミコト)
- 菊理姫命(キクリヒメノミコト)
- 天神七代(テンシンナナダイ)
- 地祇五代(チギゴダイ)
- 菅原道眞(スガワラミチザネ)
神事・芸能
七月十九日~おせろが山おどり(鎌手おどり) 昔農業が始まったころ、地面を棒で突いたりたたいたりして大地をよみがえらせ、収穫を祈ったという。棒踊りはこのような地面を突く農耕儀礼から始まったといわれる。川畑では農民が日常使っている鎌となぎなたを使い、四人一組からなる鎌手踊りを編み出した。県内の棒踊りと流れは変わらないが、力強くしかも美しく青年の若さを表現し、特に集団美はすばらしい。
由緒
創建年代は不詳であるが、往古権大僧都法眼という山法師が、吉野からお守りしてきて該所へ安置したと口伝している。菊理姫命のみは、白山神社と称する一社に祀ってあったが、明治五年廃社となって当社に合祀された。そもそも当社主は代々山法師で、天文七年十二月二十九日島津日新公が別府城攻略の時、道案内と勝利祈願の命を承けて祈祷を修し、爆竹を焚いて攻撃の時期を報じた。日新公がその機を外さず攻撃すると、果して別府城は落ちたという。その賞として山林田畑十余町歩を与えられた。明治四十二年十二月二十二日加世田村川畑無格社十二所神社、同菅原神社を合祀した。