南方神社

- 神社名:南方神社
- 神社名カナ:ミナミカタジンジャ
- 鎮座地:〒897-0215 南九州市川辺町平山6985
- 例祭日:十一月二十五日
- 通称:諏訪神社(スワジンジャ)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 建御名方命(タテミナカタノミコト)
- 事代主命(コトシロヌシノミコト)
由緒
平山区の産土の神として祀られ、平山諏訪山にある。創建はいつごろか明らかでないが、永和元年、応永十年、延徳三年などの棟札が保存されているところから見れば、南北朝以前、鎌倉時代であろうと思われる。現存の一九七の石階段ができたのは安永六年三月で、神領銭六四貫をその費用に充て、平山、田部田、永田から各戸一人宛の夫役を出して階石を運び、その他の村からも百姓数百人が助勢したと記録されている。同年九月内鳥居を作る。神領銭一〇貫銅で材木を買い、工事を完成した。社司は春田家であった。明治四十三年十二月十一日無格社の菅原神社、稲荷神社(昭和七年十一月七日旧社地へ再分配)、愛宕神社を合祀した。
川辺町の中央高台にあり、四方の展望がよく、町内は勿論、西に野間岳、北に金峰山、東に桜島の噴煙、南に開門岳を遠望し、秋の紅葉春の桜花など町民の憩いの場として最適地であり、近くに運動場、公園があって参拝者も年々多くなっている。