白石神社
- 神社名:白石神社
- 神社名カナ:シライシジンジャ
- 鎮座地:〒897-0303 南九州市知覧町永里5079-2
- 例祭日:三月十七日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 猿田彦命(サルタヒコノミコト)
- 建御名方神(タテミナカタノカミ)
- 事代主神(コトシロヌシノカミ)
由緒
創建年代は不詳であるが、主神は伊勢大廟の脇宮であるところから語り伝えがある。昔、上方で「ウンカ」と申す事が始まって、社堂の破壊があった際、士族の鯵坂直次郎という人の先祖が、神体を守護申しあげ夜中に逃げ下った。それを東別府村の内白石という所に勧請した。その後、永里村の内宮園へ御遷座申し上げたのである。古くは寄付が多く、高も百石ばかりある大社であった、と旧記にしるされていたという。但し「ウンカ」とはどんな事か、その訳は分からないといわれる。
慶長五年子二月本橋蔵助という棟札がある。
内務省の方針で全国の神社合祀の事があり、樋与上より移転して、南方神社(字池四八〇一番地)を明治四十三年十二月九日合祀して現在に至っている。
祭神猿田彦神は天孫降臨の砌り、天孫を天八達之衛に迎え奉った神で、不浄を忌みきらうとして、神前の町道を遺体・遺骨は横切れず、廻り道をして通る風習が現在でも残っている。