霧島神社
- 神社名:霧島神社
- 神社名カナ:キリシマジンジャ
- 鎮座地:〒891-0603 指宿市開聞十町1978
- 例祭日:十一月十九日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 瓊々杵命(ニニギノミコト)
- 木之花佐久夜毘売命(コノハナノサクヤビメノミコト)
- 彦穂々出見命(ヒコホホデミノミコト)
- 豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)
- 鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)
- 玉依毘売命(タマヨリビメノミコト)
- 武磐龍命(タケイワタツノミコト)
- 事代主命(コトシロヌシノミコト)
由緒
創建年代は不詳であるが、昔は嫁入り谷の入り口付近に鎮座していた。元禄の頃に入野堂地霧島宇へ遷座し、更に明治七年、現在地に遷座した。
明治四十二年脇浦大明神を合祀した。同年、村社に列せられる。
境内由緒板によれば
創建は詳らかでないが、上古開聞の郷は竜宮界で海神豊玉彦命が支配していた。海彦から借りた釣針を紛失した山彦(彦炎出見尊)は海神の宮に捜しに行き海神の娘豊玉姫命と出合い結婚し、入野の聟入に神殿を構え後に霧島社としたと貝石の記に記されている。当社は昔から開聞神社の末社で元禄の頃までは聟入の地に鎮座し、その後、入野海岸の堂地(霧島井戸の隣り)に移転した。神社制度制定により明治七年十町玉井稲荷社の現在地に鎮座、明治十二年頴娃郷十町村の村社、明治二十一年市町村制改正で頴娃村社に列格、明治四十年十一月初酉の日(十九日)に神饌幣帛供進を指定、祭神を瓊々杵命とし、彦炎出見尊豊玉姫命木之花佐久夜姫命等合祀の諸神を併せ祭る。明治三十九年の神社寺院仏堂合併の勅令により明治四十二年入野の馬水大明神・川尻の天神社・脇の竜大明神を合祀した。神社は第二次世界大戦は国の神道政策により運営され、終戦後は宗教法人として神社庁の管下で運営されている。当神社は皇祖神瓊々杵尊をはじめ、日本神話のふるさと玉の井にまつわる豊玉姫と山幸彦等竜宮伝説の神々を合祀し、昔から海の神として、又、縁結びの神として崇敬が厚く、十町地区の氏神として毎年盛大な例祭が行われている。霧島神社総代会は紀元二六五〇年と今上陛下の即位の礼、並に、大嘗祭の記念事業として社殿改築事業を行ない、平成二年十月末日完工した。