徳光神社
- 神社名:徳光神社
- 神社名カナ:トッコウジンジャ
- 鎮座地:〒891-0513 指宿市山川岡児ヶ水396
- 例祭日:十月十八日 旧七月五日(命日祭)
- 通称:唐芋神社(カライモジンジャ)
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 玉蔓大御食持命(前田利右衛門)(タマカヅラオオミケモチノミコト(マエダリエモン))
神事・芸能
十月十八日~例祭のこの日には御祭神に因み、地区民がさつま芋を持ち寄り品評会を催す。
由緒
山川岡児ヶ水(オカチヨガミズ)の漁師であった利右衛門は、宝永二年甘藷を盆栽にして琉球より持ち帰り増やした。同四年、再渡航し芋を持ち帰ろうとしたが、七月五日台風に遭い子とともに沈没し不明になる。
享保十七年の大飢饉の時、薩摩藩はこの芋のお陰で飢えからのがれられ、それから薩摩芋と呼ばれ諸州に広められた。
村人たちはその遺徳を称え、甘藷翁と崇めて寺を建て、明治十二年徳光神社と改号された。旧七月五日は翁の徳を偲ぶ命日祭を斎行する。