若宮神社
- 神社名:若宮神社
- 神社名カナ:ワカミヤジンジャ
- 鎮座地:〒893-2501 肝属郡南大隅町根占川北1740
- 例祭日:三月十五日 十一月十五日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:梵鐘(神仏習合時代の遺物)
御祭神
- 應神天皇(オウジンテンノウ)
- 神功皇后(ジングウコウゴウ)
- 仁徳天皇(ニントクテンノウ)
- 玉依姫(タマヨリヒメノミコト)
由緒
創建年代は不詳であるが、社司鶴田氏の祖が京都の鶴田という処から守り下り、小根占水流に勧請し、その後現在地に遷座したという。根占郷土誌によれば、延慶二年の田の地積検査の古文書にすでに記載されている。
また口伝に、はじめ根占港近くの塩入にあったが、水害により倒壊したため士族をはじめ有志により水害の恐れのない小高い現在地に遷したという。
塩入に鎮座していた当時に奉納されていた神舞が、塩入地区に塩入神舞(五百年以上の歴史をもつとされ、農耕儀礼を三十三番からなる神楽をしたという。現在、鬼神舞、剣舞、弓舞、なぎなた舞、四人鬼神、田之神舞の六番を継承)として保存されている。
天正十五年、建部重虎が再興している。往古は、諏訪神社以前の当郷の宗社であった。
平成五年九月三日の台風十三号により、社殿が横転全壊し、樹齢五百年余りのイヌマキも倒れた。社殿は翌六年氏子により再建された。