安楽神社
- 神社名:安楽神社
- 神社名カナ:ヤスラジンジャ
- 鎮座地:〒899-7104 志布志市志布志町安楽835
- 例祭日:十月二十五日
- 通称:
- 旧社格:無格社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 倭姫(ヤマトヒメ)
- 玉依姫(タマヨリヒメ)
神事・芸能
二月第二日曜日~春祭り 山宮神社より神輿を迎え、打植の諸神事が行われる。田打、牛使い、種蒔き、田植舞に続きカギヒキ(県無形文化財)が行われる。カシの木の枝を使って六人ずつが上、下に分かれて引き合い、上が勝つと農作物が豊作、下が勝つと豊漁と言い伝えられている。祭りが終わると、山宮神社の神輿は帰っていく。
由緒
天智天皇の大后倭姫が大津の宮で崩御された後、天皇大后に供奉した臣等が、和銅年間此所に姫の霊を勧請して霊社を創建した。
また天智天皇が当所より頴娃の里へ行幸され、五ヶ月御滞留の後当安楽へ還御されたが、舟磯の宿主の老翁老婆の世話によりここに仮殿を営み置かれ、御心安楽であったため地名を安楽という。天皇が頴娃へ御滞留中、二の后玉依姫は妊娠され、翌年当所にて女子が御降誕、乙姫と名付けられた。玉依姫は故郷の頴娃へ帰られたが、姫の崩御の後、和銅年間此所に霊社を建立した。