大田神社
- 神社名:大田神社
- 神社名カナ:オオタジンジャ
- 鎮座地:〒899-8212 曽於市大隅町月野6876-ロ
- 例祭日:四月三日 十一月三日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:抱き茗荷
- 摂末社:
- 社宝:古鏡十七面(内六面は町指定文化財、鎌倉時代)、本地仏十一面観音木像 神楽面八面
御祭神
- 大田多根子命(オオタタネコノミコト)
由緒
当神社は、志布志町安楽の山宮神社の神社明細帳に大田多根子命を祀ると記され、山宮神社との関連が深い。山宮神社の創建は和銅二年と伝えられており、当神社には創建当時の文献伝承はないが、社宝の古鏡が鎌倉時代のものであることからこの時代に創建されたものと思われる。山宮神社の打植祭は、当神社の水田より収穫された種籾が届かないと出来なかったといわれ、農耕、牛馬安全の神として崇敬が篤い。また古事記に「崇神天皇の御世疫病のため多くの民が死んだが、天皇の夢に大物主神が現れ、疫病は自分の祟りであるからオオタタネコ命に自分を祭らせよと言われたため、天皇は命に大物主神を祭らせて疫病を鎮めた」とあることから、病気平癒の神としても尊崇が篤い。